グローバルSCM責任者は何に取り組んだのか?
AIを活用した計画・意思決定プラットフォームを提供するo9ソリューションズ・ジャパンは、サプライチェーンのデジタル変革に取り組む企業の皆様に向け、DXを成功させるために必要となる取り組みやノウハウについて詳しく解説するショート・ウェビナー 『オリンパスのデジタルトランスフォーメーション・ジャーニー』 を10月31日(火)に開催いたします。
お話を伺うのは、オリンパス株式会社でグローバルSCM担当SVPを務めるニコ・ヌエルジェン氏です。約20分間のショート・ウェビナーでは、ますます高度化する社内外の要求に応えるためにヌエルジェン氏が取り組んだサプライチェーンの近代化に関して、o9ソリューションズ CROのステファン・デ・バーセがインタビューで迫ります。
オリンパスがプランニングと意思決定能力のデジタルトランスフォーメーションをどのように進め、需要と供給の可視性の向上と「what-if」シナリオ分析を実行する能力をどのように実現したかについて、詳しく解説していただきます。
■ウェビナー 『オリンパスのデジタルトランスフォーメーション・ジャーニー』 開催概要
オリンパスのグローバルSCM担当SVPであるニコ・ヌエルジェン氏に、DX改革を推進する上で必要となる取り組みとポイント、およびプロジェクトから得た気付きについて詳しく解説していただきます。
- 日 時:2023年10月31日 (火) 16:00~16:20(20分間)
- 視 聴:ウェビナー形式(配信)
- 主 催: o9ソリューションズ・ジャパン株式会社
- 参加費:無料
- 講演者(英語での講演を字幕翻訳付きで配信)
- ニコ・ヌエルジェン氏 / オリンパス株式会社 グローバルSCM担当SVP
- ステファン・デ・バーセ / o9ソリューションズ CRO(Chief Revenue Officer)
■主な講演内容
- オリンパスは、機能別および部門別のリーダーシップ構造を備えたグローバル企業へと移行しました。社内には25以上の製造工場、40のERPシステム、そして世界中に90の事業体が存在するのに加え、地域ごとに管理されている数千のサプライヤーを抱えていたため、移行作業は複雑多岐を極めました。
- 同社では移行にあたってサプライチェーンを再定義する必要があったため、オーケストレーター、リスクマネージャー、イネーブラーという3つの役割を同時に果たしていかなければなりませんでした。そして、統合、透明性、適切なデータとシステムの保有、変化への迅速な対応といった様々な要素を満たしながら、オリンパスはサプライチェーン変革の旅に乗り出しました。
- 変革を成功へと導くために、いくつかの取り組みが実施されました。まず、製造、調達、企画、物流のそれぞれの機能を統合し、1 人の執行役員の直属へと集約しました。第二に、地域の機能を 1 つのグローバル機能へと移管しました。第三に、企業全体として適切な機能、テクノロジー、プロセスを構築するために、優秀な人材・ノウハウ・設備といった経営リソースを一つの拠点に集約するセンター・オブ・エクセレンス (CoE) を導入しました。
- オリンパスがデジタル変革の取り組みから得た重要な教訓は、変更管理の重要性、外部の専門知識と内部の能力のバランス、および継続的なコミュニケーションの重要性でした。また、タウンホールミーティングやオフィスアワー、毎月のニュースレターなどを通じて変革の進捗状況を共有しました。
- パンデミックにより、回復力と適応力のあるサプライチェーンとコスト削減が重要であることが再認識されました。また、サプライチェーンを構成する各々の組織の人材が、企業が混乱への備えを図ることの大切さを改めて理解し、変革おいてリーダーがチームのコミットメントを得る道も開かれました。
■参加登録サイト
https://www.cloud-for-all.com/dx/olympus-digital-transformation-journey-2023-10-31
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